株式会社ラソナ:篠原 周平 沖縄事業所マネージャー

12月
1 Sun 2019
Level up!

僕のキャリアは、まさかのリストラスタート

今回のゲストは、株式会社ラソナ ゼネラルマネージャーの篠原周平さんです。よろしくお願います。

篠原:よろしくお願いします。株式会社ラソナのゼネラルマネージャー、平たくいうと支社長をやっております。WEBの制作や、デジタルマーケティングの総合的なクリエイティブエージェンシーとして、株式会社ラソナという会社を沖縄県北谷町のアメリカンビレッジのど真ん中でやっています。2012年から沖縄県ではやっています。

会社自体は、東京・ベトナム・セブ・沖縄・バルセロナに拠点がありまして、今年で24期目に突入します。なので意外とIT業界の中では長い会社になります。調べてみたら、Yahoo!Japanさんと同じだったんです。1996年の11月に開業しているんですけど、社長の岡村がスペインで画家をやっていたんです。有名な賞を受賞して、これからという時に、大不況がやってきて日本に戻ることに。日本に帰っても仕事がなく、無いなら作れっていうので作った会社が「ラソナ」なんです。

私は8年程前、沖縄事務所立ち上げの話になった時にジョインしまして、沖縄に寝袋一つでやってきて今に至るっていう感じです(笑)

篠原さんのこれまでの経歴を聞かせてください。

篠原:僕は、兵庫県の神戸市で産声をあげまして、そこから40年頑張って生きてきました(笑)学校を卒業した後にアパレル業界に進みました。ずっとファッションの仕事がしたかったんです。うちの親もファッション業界で働いていたので、その影響もあり、最初は販売店に入ったんです。その販売店は高校時代によく行っていたところで、スカウトされって入ったんですけど、入ってみて気づいたのが、夜のお仕事の人にスーツを売る仕事だったんですよ。めちゃめちゃ景気のいいところで、どこで買うねんっていうような鯖みたいなテッカテカのスーツとか。そして、景気がよかったはずなのに、何故か入って半年で倒産してしまいまして。僕のキャリアのスタートはまさかのリストラスタートですね。

その後に大阪の心斎橋のアメリカ村っていうところがあるんですけど、そこの古着屋さんで8年間働きました。今もねアメリカ村の三角公園の正面に「コンフォート」っていうお店があって、そこの店長をやって、バイヤーやって、やっているうちに自分で服作れるんじゃねーかという錯覚に陥って、ファッションデザイナーに転身したっていう(笑)

海外でもショーをされていたとお聞きしました。

篠原:そうなんです。ありがたい話で、海外の大きなファッションショーとかにゲストで出させていただいたりしていたんですけど、ボッコボコにされるっていうね(笑)

そうなんですか?

篠原:そうなんです。イタリア人に「日本人は、俺達(外国人)が和柄とか浮世絵とかそういうことをモチーフにすれば喜ぶと思ってるんだろう。舐めるな。」なんて言われて、その時僕は浮世絵をテーマにコレクションを発表したんです。

何に対して舐めるなと言われたかというと「コンセプトは良かったけど、色使いが日本の色できたのがお前の失敗だ。もっとメリハリのある、こっちの色に合わせないと、売れねーよこんなもん。だって全部白に見えるよ」日本の色って結構薄い色を組み合わせるじゃないですか。その時にそういうのを経験させてもらって、デザイナーとして、この番組の名前の通りレベルアップしたんじゃないかなと思っています(笑)

そこからWEB業界にうつられたんですか?

まだインターネットが普及してない1990年〜2000年頃に、デザイナーとしてホームページを立ち上げていまして、それが広告代理店の目にとまり、「うちでWEBデザイナーやらないですか」ってスカウトされてweb 業界に入ってきたっていう感じです。そこからずっと、この WEBの業界で制作させてもらってます。

デザイナーはデザイン出来て当たり前。

メインはWEBデザイナーになるんですか?

篠原:そうなんです。一番最初入った時はweb デザイナーで入りまして、先輩に言われたのがすごくいい話でしてね。「篠原君はデザイナーとして入ったんだから、デザインできて当たり前やで。デザインできて当たり前で、100点満点だして当たり前だからねぇ。ならそれとは違う武器を持ちなさい。」と言われたんです。当たり前のことはプロとしてこなして当たり前だから、それプラス武器を持ちなさいと言われたんです。

CSSという技術は、今じゃ当たり前になっているんですけど、当時はやってる人がいなかったんです。そろそろCSSが流行るという噂を聞きつけて、試してみたらすごく楽しくて、CSSを学びました。やってみたら意外と出来て、どうやら社内にCSS ができる人間がいるぞという噂が回って(笑)当時の大企業のサイトとかって、CSSにこれから対応しなきゃダメだよねって言われてた時代だったので、上手い具合にその辺のお仕事が入ってきてから、何故かエンジニアになるっていう道に進んで行きましたね(笑)

東京に転勤になって、東京でずっと働いてたんですけど、神戸で生まれて大阪で商売して、東京で働いて、なんかそれ以外の土地で働いてみたいなと思ったんですよ。ちょうどそのタイミングで、今の社長の村本に「沖縄に事務所を立ち上げるんだけど、どう?」て言われて、めちゃめちゃ面白そうやん!って思ったんですよ。そして、寝袋だけ渡されて(笑)行き着いたのが今の北谷のアメリカンビレッジ。

いいところに流れ着きましたね(笑)

篠原:そうですね。今考えると、何にも知らない中、家も決まってないし、車も持ってないし、バスの存在も知らなかったので、那覇からタクシーでアメリカンビレッジまで行ってましたからね(笑)

移住者同士が異常に仲良くなります。

県外の方からみた沖縄の良さとか、思っていたのと違う!みたいな点があれば教えてください。

篠原:そうですね。沖縄の良いところとかって、ざっくりとは言えないぐらいいいところが多いなぁと思いますね。妻は沖縄出身なんですけど、親戚の絆が強いなと感じますね。結婚式では、「家族多っ!ゲスト多っ!」って思いました(笑)
あと、質問からちょっとそれますが、沖縄に移住すると、移住者同士が異常に仲良くなりますね。模合とかしています。

そういう繋がりが沖縄ってすごくいいなと思いますね。東京にいた時は同業者の方と仲良くなることもなかったですし、むしろ仲良くしちゃいけない、みたいな。結構沖縄は横の繋がりがありますね。僕は結構好きだなと思います。沖縄に来た時に一番衝撃だったのは、土日は大体飲みに誘って頂けたこと。シーズンになったらビーチパーティーも各社のやつに呼んでいただいて(笑)とはいえね、良い人ばかりばかりではないですけどね(笑)よく言うじゃないですか、「沖縄は人が良くて、温かくて」みたいな。多分それだけで移住してくるとすぐ帰っちゃうんじゃないかな。僕らの模合メンバーは沖縄でやりたいことがあって来たメンバーがほとんどですかね。

県外から来た人の話で、休みの日に何していいのかよくわかんないと言う話を聞きますね。東京だと、色々なところで何かしらイベントがあるし。

篠原:最初に先輩方に可愛がっていただいたので、沖縄のいろんなスポットを教えていただきましたね。

どこかオススメとかあるんですか?

篠原:オススメは宜野湾ですね。宜野湾のデイゴ通りがお洒落な飲食店が多くて楽しいです。 MARUMIYA CRAFTER(マルミヤクラフター)って言うピザとワインとオーナー夫妻の笑顔が素敵なお店があります。移住した人がやってるお店によく行ってるかもしれないですね。

お洒落なお店と味の幅がこの10年くらいでグッと広がったような感覚はありますね。

篠原:foodflea(フードフレア)などのフードイベントも増えましたよね。それこそフードフレアに出店しているお店に行けば間違いない、みたいな。そういうブランディングもしっかり出来てて、すごく勉強になりますね。こうやってブランドって作っていくんだなと、リアルに見させてもらっている感じがしますね。東京のフードイベントとかって結構まずい店も多いじゃないですか。これ1500円もすんのかい!みたいね。フードフレアにはそれがないので、きちんと主催者側が選んでるんでしょうね。

そうですね。プロデュースする人がちょっと増えてきたかなと思って、絵を描ける人が増えてきたと言うか。

篠原:ちょっと仕事っぽい話になるんですけど、WEBサイトが正しくなってきましたね。僕がきた頃は、本当にいつの時代のサイトですか?みたいなサイトも多かったのですが、今はもう結構大手を中心にリニューアルも進んで、食べたくなる写真・映像を使ったきちんとした情報が手に入るようになりましたね。最近よく、沖縄と県外を比べてどうですか?ってよく聞かれるんですが、WEBの業界話で言うと、クオリティはどんどん同レベルになってるんじゃないかな。

沖縄が魅力的なコンテンツだということに気づいていない。

篠原:今、沖縄市の高校で月に1回先生をしているんです。マーケティングの授業なんですけど、高校生たちと広告制作をテーマに半年くらいかけてやっています。座学でマーケティングの基本と、クリエイティブの考え方の授業をした後に、実際のクライアントさんを招き、その方達の悩みとかを聞いて、それを解決する手段として、クリエイティブを作ろうというものなんです。

そういった授業を通して産学共同ってやるべきだなと思いましたね。特に、マーケティングの分野はどの業種でも必要じゃないですか。だから教育の中に組み込んでる沖縄の教育ってすごいなと思いますね。結構真剣にやってくれて、(生徒からの)質問もとっても多いんですよ。

教える側にも良いことがたくさんありますよね。勉強し直したり、高校生相手に伝えるためにあれこれ模索したりと。

篠原:印象的だったのは、生徒とクライアントの所へ行った時に、こういった意見があったんです。「この会社について調べてみたら、この会社がやっていることって、東京とかでもやっていますよね。そっちの方が魅力的に感じますけど。」(沖縄の子は)みんな気づいていないんですよね。自分が住んでいる沖縄が魅力的なコンテンツだということに。

確かにそれは県外に出てみないとわからないかもしれませんね。

篠原:この前、実家に帰った時も、沖縄で働いてると言ったらすごく羨ましがられましたね(笑)関空から2時間ですぐ来れるので、ぜひ遊びにきて欲しいです。

篠原さんからのメッセージ
ラソナ沖縄事業所では、WEBに関する制作、デジタルに関する制作及びマーケティングのお仕事をしております。一緒に働いてくれる人は常に募集しておりますので、「ラソナ 沖縄」で検索していただければと思います。面白いブログもあるので、ぜひご覧ください。

株式会社ラソナ ttps://www.razona.jp/
株式会社ラソナ ブログ https://okinawa.razona.jp/